CLA(共役リノール酸)は体内ではつくることはほとんどできません。
べに花油(サフラワー油)から加工して作り出されたCLA(共役リノール酸)があり、このCLAを摂取することができます。
動物やヒトを対象にした実験で、脂肪燃焼による体脂肪低下効果などの抗肥満効果が認められています。 抗肥満効果以外には、動脈硬化、糖尿病、高血圧などメタボリックシンドロームの予防に期待されます。また、免疫系に働きかけて、たとえば、免疫異常の予防にも期待できると思われます。
1日の摂取の目安は1000~2000mgといわれています。これだけの量を摂取するには、日常食べる食品からだけでは足りないため、CLA(共役リノール酸)を強化した食品から摂取するのも1つの方法です。
脂肪酸型とトリグリセライド型の2つがあります。
従来の脂肪酸型CLAは特有の風味がありますが、近年トリグリセライドタイプ(食用油タイプ)が開発され、加工食品に添加することができます。