近年、べに花油由来の脂肪酸型CLAを使用して、トリグリセライドタイプ(食用油タイプ)のCLAが開発されました。この食用油タイプを用いることで、従来利用しにくかった加工食品への応用が拡がりました。
各種の加工食品に使用されている油脂の一部と置き換えることにより、風味等に影響することなく、CLAが添加された加工食品を製造することが可能となりました。
トリグリセライドタイプ(食用油タイプ)のメリット
(※脂肪酸型CLAと比較して)
A.風味が良く、加工食品に一般的な食用油として利用することができる。
B.低温時でも沈殿物を生じない。
米国ではCLAを配合したチョコレート菓子が、欧州ではCLAを配合した乳製品(牛乳、ヨーグルト、飲むヨーグルト、チーズ等)が既に販売されています。日本では、サプリメントのほか、クッキーなどの加工食品で開発が進んでいます。